さて、10月7日にようやく待ちに待ったモーニング娘。’17の秋ツアー「モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2017秋~We are MORNING MUSUME。~」の大阪公演に参加できました!
今回は工藤遥卒業、森戸知沙希加入後初ホールツアー、そしてモーニング娘。20周年と盛りだくさんのワクワクドキドキが止まらないツアーとなっております。
ということで、その興奮冷めやらぬうちに大阪公演の感想を綴っていきたいと思います!
それでは参りましょう!
会場近辺の様子
まずは会場近くの様子です。
ハロショが大盛況
大阪に着いたらコンサートへの気持ちを高めるためハロショ(ハロプロショップ)大阪店を参拝します。
以前はもっと心斎橋寄りにあったのでオリックス劇場から近かったのですが、日本橋の方に移転しましたので少し遠くなりました。
とはいえ全然問題なく行ける距離です。正月には初詣、大阪イベント時はハロショ参拝、もはや伝統の儀式です。
ハロショ大盛況。 #morningmusume17 pic.twitter.com/W3mbIAjUTy
— ワダカツヤ (@123royalblue) 2017年10月7日
やはり事前にハロショを参拝してからコンサート会場に向かおうという「(東京女子流でいうところの)おんなじキモチ」のヲタが多いようでハロショは超がつくほどの大盛況!
無事ゲットだよ、あゆみん。ハロショで階段まで並ばされるのは初めてだったよ。 #石田亜佑美 #morningmusume17 pic.twitter.com/dSBta5YmSQ
— ワダカツヤ (@123royalblue) 2017年10月7日
まさかの階段まで伸びた列に並ぶことになりました。
このクレーンゲーム本当に取れるのか?
最近導入されたばかりのちまたで噂のクレーンゲームもありました。
自分も3プレイほど試してみましたが、かなり難しい。
おまけにクレーンゲームの中のモニターでメンバーがワイワイする姿やMVが流れており、ついついそちらが気になりゲームがおろそかになるという高度なトラップも仕掛けられていました。
これひょっとして取れないようになっているのでは?と最近活動休止した某金髪YouTuberのような態度で望んでやろうかとも思いましたが、周りのヲタは取れていましたので単純に自分の実力不足でした。
もしかして街全体がモーニング娘。’17を応援している?
到着! #morningmusume17 pic.twitter.com/fxroi40kLf
— ワダカツヤ (@123royalblue) 2017年10月7日
高まった気持ちをそのままに無事オリックス劇場到着です。
会場近くの上島珈琲。 #morningmusume17 pic.twitter.com/tPrRumGFyG
— ワダカツヤ (@123royalblue) 2017年10月7日
近くのお店ではチケットを見せると割引してくれるサービスなどもありました。「アド街見た!」や「シティヘブン見た!」に近いサービスですね。
晩には創作居酒屋さんでモニターに流しているモーニング娘。の映像を観ながらメンバーをイメージしたオリジナルカクテルが飲めるお店なんかもありました。
これはもしや街全体でモーニング娘。’17を応援しているのではという気持ちになってきました。
セットリストについて
無事会場に到着し、コンサートスタート!
ということでここからはセットリストについての感想です。
セットリストはこちらで確認できます。
関連記事:(セトリ)モーニング娘。’17 コンサートツアー2017秋~We are MORNING MUSUME。~
今回は新曲が盛りだくさん
セトリ編の記事にも書きましたが、なぜかここに来て今回は大量に新曲を投入してきました!
さっそく2曲目には「ナルシスかまってちゃん協奏曲第5番」もありますし、7曲目には「CHO DAI」もあります。
そして15曲目には「STYLE OF MY LOVE」「もう我慢できないわ~Love ice cream~」「恋は時に」とユニット曲3曲を回替わりということまでやっています。
最近のセットリストはひどいマンネリが続いていた
モーニング娘。のコンサートは2015年春のツアー「GRADATION」以降、正直あまり変わり映えのしないセットリストが続いていました。
理由としては2013年以降つんく♂さんがプロデューサーを退いたことで、セットリストまで介入することがなくなったためです。
このことはまーちゃん(佐藤優樹)も「最近のツアーは難しい曲が無くなった。以前は自分の課題となるような曲が必ず入っていて、その辺はつんく♂さんはわかっていたのだと思う。」という旨の発言をしていたことからも明らかです。
結果として出来上がってくるセットリストは最近のシングル曲と過去に盛り上がった曲やファンが好む曲を数曲入れておくといった極めて凡庸なものばかりでした。
ライトファンや一般層を狙いすぎて当初のコンセプトが風化
つんく♂さんが退いてすぐの2014年こそは当時の新アルバム「14章~Message~」や「カップリングコレクション2」、そして伝説となった道重さゆみの卒業などもあり割とセットリストの新鮮感は維持できました。
しかしそれ以降は2014年以降に爆発的に増えたライトファンや一般層に受けるセットリストといった感じで、定番曲である「One・Two・Three」「恋愛レボリューション21」「LOVEマシーン」「恋愛ハンター」そしてそれ以外の「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「What is LOVE?」など近年のシングル曲の連投ばかりが目立ちました。
そして過去からのヲタ向けには「ブラボー!」「SONGS」「Moonlight night~月夜の晩だよ」「ドッカ~ン カプリッチオ」「Be Alive」「The 摩天楼ショー」などヲタ受けの良い楽曲ばかりを引っ張り出してきて並べていました。
確かにこれらの曲はキャッチーで楽しいし格好いいです。しかしモーニング娘。にはそれだけを求めているわけではありません。
当初のコンセプトでもあった、ちょっとダサいけど妙にクセになる魅力を求めている訳です。これはつんく♂さんが結成時から大切に育て上げてきたコンセプトです。
それを忘れてモーニング娘。という看板で大衆迎合主義のようなセットリストを組むのはあまりにも軽薄です。耳馴染みの良いヲタ受けの良い楽曲を並べるとその一瞬はTwitterなどでも「盛り上がる曲ばかりで良かった」などとツイートされて賞賛されるでしょう。しかし数年後にその時のツアーを思い出すことができるでしょうか。
正直、モーニング娘。に関してはマーケットインである必要はないんですよ。ヲタの声なんて聞かなくて良いです。完全なプロダクトアウトぐらいで丁度いいんです。
こちらはもう20年も「今回いいじゃん」と思ってはその次で裏切られ「これはこれで癖になる」なんて言いながら結局好きになり、そんなこんなで続けてきている訳です。
つんく♂さんの独特のセンスで好きなことをやっているなと、芸人でいうと友近や笑い飯の笑いなどに近いでしょうか。それについて来たんです。
楽曲でいうと「踊れ!モーニングカレー」のような、さらにそれをコンサートタイトルにまでしてツアーで前面に押し出してしまうようなセンスが最近には欠けていました。
昔のメンバーのパフォーマンスを重ねてしまうような感覚
最近は会場でイントロを聴いた瞬間に「おー次はこれか」ぐらいには感じられてもある程度想定内といった感覚ばかりでした。「お、摩天楼ショーきたか。前のツアーでもやったけどな」ぐらいの感じです。
しかし、今回は心から「これ来るか!懐かしい!」と本気でワクテカ Take a chanceさせられまくりでした。
大阪恋の歌とENDLESS SKYやられたら嫌でも鞘師思い出すよね #morningmusume17 #鞘師里保
— ワダカツヤ (@123royalblue) 2017年10月7日
気まぐれプリンセスと女と男のララバイゲームやられたら嫌でもえりりん思い出す #亀井絵里 #morningmusume17
— ワダカツヤ (@123royalblue) 2017年10月7日
「パープルウィンド」「BE ポジティブ!」「1から10まで愛してほしい」「What’s Up?愛はどうなのよ」「NATURE IS GOOD!」「ENDLESS SKY」、どれもイントロを聴いた瞬間に痺れました。
それらの楽曲のパフォーマンスが始まると、今のメンバーのパフォーマンスのバックにえりりん(亀井絵里)、鞘師(里保)、ガキさん(新垣里沙)、愛ちゃん(高橋愛)といった歴代のモーニング娘。メンバーのパフォーマンスが重ねて見えるような気がしました。
「BE ポジティブ!のあの時のガキさん良かったな~」「ENDLESS SKYの泣く訳ないでしょのところで鞘師泣いてたな~」何ていう風に思い出しながら楽しめる感覚です。
シングル大全集にならなくて良かった
今回のセットリストは過去のシングル曲をただ並べるだけという風にしなかったところが本当に良かったと思います。
モーニング娘。20周年記念と銘打っている訳ですから、そうなる可能性が高いのではないかと非常に心配していました。
そうなった場合、先程も述べましたがライト層からは受けが良いかもしれませんが今回のように当時を思い出しながら楽しめるようなことにはなっていなかったでしょう。
これは2008年春に行った「シングル大全集」というツアーの経験が活きたのでしょうか。
新規やライトファンには物足りないかもしれませんが、超代表曲の「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」にすら頼らなかったというのは素晴らしいことです。
とはいえ序盤は退屈な展開
ここまでセットリストを絶賛していますが手放しで喜べる訳ではありません。
新曲が多いというのは喜ばしいことですが盛り上がりに欠けるのも確かで、1曲目から「わがまま 気のまま 愛のジョーク」で飛ばしてきたかと思ったら2曲目からいきなり新曲の「ナルシスかまってちゃん協奏曲第5番」でどう盛り上がれば良いのかわからず手持ち無沙汰になるという展開が待っています。
そして3曲目の「気まぐれプリンセス」で持ち直したかと思いきや、またしても4曲目の「THE マンパワー!!!(updated)」で失速し5曲目の「What is LOVE?」で再度持ち直すという感じです。
良く言えば緩急をつけているのかもしれませんが、正直なところホップステップまりあジャンプと一気に加速させて欲しいです。
その後もMC明けからの6、7曲目の「邪魔しないで Here We Go!」「CHO DAI」が続くあたりもさすがに退屈です。
そこを乗り越えればお待ちかねの回替わり曲、そしてメドレー、再度回替わりでアンコールと後半盛り上げてくるのはさすがですが、序盤ははっきりいって近年稀に見る退屈さです。
ちぃちゃんは今回は温存
自分は以前の記事でも書きましたが、絶対ちぃちゃん(森戸知沙希)をモーニング娘。のエースにすべきと考えています。
関連記事:(ハロプロ新体制)モーニング娘。’17の森戸知沙希の加入で鞘師里保の穴を埋めることができるのか
しかし、今回ははっきりいってそんなに目立つようなポジションではありません。
前回は13期の2人(加賀楓、横山玲奈)は一曲目から「BRAND NEW MORNING」で大きな旗を振りかざし華々しくデビューしました。
しかし、今回のツアーは工藤遥の卒業、そして20周年記念とその他の要素が大きすぎてちぃちゃんはかなり割りを食っている感じです。
ちぃちゃんはパフォーマンス面でもなんとか全曲詰め込んだといった感じで、表情も固く見ていて楽しさはまだ感じられません。
真価を発揮するのは次ツアー以降でしょうか。期待したいところです。
まとめ
今回は最近のマンネリを打破した素晴らしいセトリ!
しかし序盤は退屈でもある。その後に大興奮が待ち受けているのだ。
ちぃちゃんは次ツアーはエースになるのでお楽しみに!
See you Ayumin…
ハロプロのコンサートに参加する前に
ハロプロのコンサートに初めて参加される方はこちらの記事で持ちものやコールの予習をしておきましょう。
FacebookTwitterPinterest さて自分はがっつりハロヲタでモーニング娘。が大好き(100万点)なので…
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